料理・レシピ

安心できる卵の選び方とおすすめレシピ

2017年8月22日

卵って安くて美味しくて栄養もあって、とってもありがたい食品。

私は冷蔵庫に卵があるだけで「何とかなる」という安心感があります。

でも卵の選び方をあまり気にしたことはありませんでした。

昔は、「なんとなく、餌に栄養素を添加したり、こだわっている卵の方が良さそう」という理由だけで卵を選んでいました。卵黄の色が濃い方が品質が良さそうと思っていましたし。

それが、ある本を読んでから、選ぶ基準が変わったのです。

今日は、オススメの卵の選び方と調理法について、ご紹介します!!

 

卵を選ぶ基準は平飼いかどうか。

オーガニック検査員の水野葉子さんという方が、著書の中で、約25年前にアメリカで見た養鶏場について下記のように書かれていました。

倉庫のような建物には一日中照明が灯され、積み重ねられたケージが何列にもわたってずらーっと並んでいました。ケージの大きさは鶏1羽を押し込んでやっと入るぐらい。ストレスでお互いをつつき合うのを防ぐためにくちばしを焼かれ、目は血走り……そんな鶏たちが何万羽も身動きとれずに鳴き声をあげている養鶏場。

出典元:オーガニック検査員・水野葉子の「家族と食べたい! 」食品選び

昔のアメリカの話として書かれていますが、この文章を読んだ時に、私は人間の食べる卵を産むためだけに生かされ、ストレスだらけの環境で育っている鶏の姿を想像してしまいました。

というか、昔、実家の近くに養鶏場があったのですが、大きくて真っ暗な倉庫の中に、鶏が何羽もぎゅうぎゅうに押し込められていて、叫ぶように鳴いていて、めちゃくちゃ怖かったことを思い出しました・・・。

怖すぎて、その家の前を通りたくありませんでしたから。

小学生の私から見たら、本当にお化け屋敷のようでしたね。

この本を読んで、すっかり忘れていた思い出が蘇りました。

 

日本の養鶏場は90%以上「ケージ飼い」が採用されています。

スーパーなどで安く売られている卵は、ほとんどがケージ飼いによる卵です。

光は人工的に操作され、小さなケージに鶏が何羽も押し込まれています。

運動不足やストレスで病気にかかりやすいため、抗生物質などを投与します。

ストレスでお互いをつつき羽をむしり合ったり、そうやって傷つけ合うことを防止するために、クチバシの鋭い部分を切ってしまうことも多いそうです。

ただ、この飼育方法のおかげで生産効率が上がり、卵が安くなりました。

 

「平飼い」は、鶏が、平たい地面の上で放し飼いで育てられています。

平飼いは、自然の光や風の中で、鶏が自由に走り回り、餌を食べています。

運動するしストレスもないので、丈夫で健康になり、抗生物質も必要としません。産む卵も生命力に溢れた卵になります。

人間だって、狭い部屋に閉じ込められて、ろくに動かなかったら病気になりますよね。それと一緒です。

平飼いをされている農家さんは、餌にもこだわっているところが多いです。

なるべく自然に近い環境や餌で鶏を育てる努力をされています。

 


私たちは、食べ物の「気」をもらっています。

もうね、育て方が違うと、鶏の顔が違いますよ。

不自然な環境でストレスだらけの鶏が産んだ卵より、自然な環境で生命力に溢れた鶏が産んだ卵を食べたいと思いませんか?

なので、私は平飼いのたまごがイチオシです!!

でも欠点は、やっぱり高いこと。

私は近所のスーパーで買っていますが、隣に並んでいる普通の卵と比べて軽く2倍はするので、いつもビビります・・・。

 

卵の栄養とおすすめレシピは?

卵は完全栄養食と言われています。

卵1個からヒヨコが成長するくらいですからね。必要な栄養素がバランスよく含まれています。

ただし、足りないものもあります。

それは、食物繊維ビタミンC

なので、それらを補う食品を一緒に摂ると良いです。

私のオススメは、ゆで卵のサラダ。

食物繊維とビタミンCがたっぷりの野菜と一緒に食べると、足りない栄養素を補えて完璧です!!

塩と亜麻仁油など、シンプルなものをかけていただきましょう♪

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