かつての私は、朝ご飯を食べない主義。
会社員だった時は出張も多かったため、宿泊先のホテルの朝ご飯をたまに食べるくらいで、家では基本的に食べませんでした。
仕事で夕飯を食べる時間が遅く、朝は食欲がなかったというのもあったし、空腹の方が頭が冴えると思っていたからです。
結婚した時に、朝食を摂らないことを夫に驚かれました。
私は逆に、ちゃんと食べる夫にビックリしました(笑)。
便秘も冷え性も酷かったけれど、その頃は「食事で根本的な体質改善なんて、できるわけがない」と思っていたので、夫が何を言っても自分のポリシーを変えませんでした。
(その頃は、お昼はコンビニ弁当、夜は会社の自販機の菓子パンor外食、というヤバイ生活をしていました。)
でも、今なら分かります。
朝食はとっても大事!!!
そして、やっぱりおすすめは和食なのです。
朝ごはんを食べて体温を上げよう
朝ごはんは、1日の中で一番大切な食事です。
私たちは、寝ている時には体温が下がりますが、朝ごはんを食べることで、下がった体温を上げることができます。
逆に朝食を抜くと、午前中は体温が低くなりがち。
朝食で体温を上げることが、その日一日のパフォーマンスに影響するのです。
昔は「食べると眠くなる」というのを食べない言い訳にしていましたが、それは糖質の摂りすぎや、食べ方が悪かったせいでした…。
また、冷えている人は熱を作り出すための栄養素が足りない場合が多いです。
基本的に身体は温めるほど健康になり、体温が1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。
雪だるまにマフラーをしても、冷たいままですよね。
体の中から熱を生み出せるようになるためにも、良質な朝食から必要な栄養を摂りましょう♪
「氣」はお米から作られる
「元気」「やる気」「気持ち」「勇気」「根気」など、「気」を使った言葉は沢山あります。
今は「気」という漢字が使われることが多いですが、元々は「氣」という漢字を使っていました。
「氣」という漢字は、中に米が入っています。
つまり、「米」から「氣」が作られるということです。
私たち日本人にとっては、米がエネルギーの源なのです。
糖質については様々な意見があり、糖質を含む炭水化物も敵のようにされがちです。
摂りすぎは良くないですが、適量ならば、私はお米からエネルギーをもらうべきと思っています。
以前マクロビオティックを習っていた時は、無農薬・無肥料の玄米を買い、発芽酵素玄米にして食べていましたが、娘のアトピー治しの時は白米を食べていました。
玄米か白米かは、自分や家族の体調を見ながら選べば良いと思いますが、どちらにせよお米で「氣」を養うのがオススメです。
味噌汁も一緒に摂れば最強
お米と一緒に食べたいのは、やっぱりお味噌汁!
温かい味噌汁は、体温を上げてくれます。
↑今年初めて味噌を作ってみました!!手作りすると、愛情が湧きますね♡
味噌の効果としては
・ガン予防
・血圧低下
・老化防止
・抗酸化作用
・美白効果
・血中コレステロールを下げる
・整腸作用
・ピロリ菌抑制
・放射線障害の軽減
などがあります。
そうは言っても、毎朝きちんと味噌汁を作るのが大変、という方もいると思います。
でも、味噌汁の目的は「味噌を摂ること」だと気楽に考えて下さい。
味噌をお湯に溶かすだけでも、お味噌汁なんです。
そこに乾燥わかめをポンッと入れるだけでもオッケー。
もちろん、具だくさん味噌汁も色々な栄養素が摂れておすすめです!
ただその時に注意なのが「汁も一人分飲む」ということ。
具だくさんの時には、具だけでなく味噌もきちんと摂れるように、ぜひ大きめのお椀で飲んで下さいね。
朝の味噌汁は、夜ぐっすり眠るのにも効果的
味噌汁には、他にも嬉しい効果があります。
朝飲むことで、夜の睡眠の質が上がるのです。
味噌汁は「トリプトファン」というアミノ酸を含んでいます。
トリプトファンは、精神を安定させる「セロトニン」を生成し、睡眠ホルモンである「メラトニン」の材料となります。
また、トリプトファンは摂取してから15〜16時間くらいかけて「メラトニン」に変わっていきます。
つまり、朝の7時に味噌汁を飲めば、夜の22~23時頃に「メラトニン」に変わり、夜ぐっすり眠れるというわけです。
最後に
朝食は他にも、体内時計をリセットさせたり、脳の主なエネルギー源となるブドウ糖を摂ることで、朝から仕事や勉強に集中できるというメリットもあります。
私は朝ごはんを食べていなかった頃に比べて、今は格段に健康になりました。
これからどんどん寒くなる季節。
冷えで悩んでいる方は、ぜひ、お米+お味噌汁の和朝食から始めて、朝からポカポカを実感してみて下さいね。